富士登山と高山病予防 呼吸法と「プロの視点」の大切さ
今年も、毎年恒例になりつつある
子どもとの富士登山に行ってきました。
標高2000メートルを超えると、高山病でつらそうにしている方がチラホラ。
「ママは高山病にならないの?」と高山病真っ只中の子どもに聞かれました。
私も頭痛がすることはありますが、吐き気などの強い症状は出ません。
その理由は——初めての富士登山前に、
プロによる低酸素トレーニングを経験したからです。
富士登山で学んだ「呼吸法」の力
私が指導を受けたのは、登山家・三浦豪太さんが監修する低酸素ジム。
ここで教わった「酸素飽和度を適切に保つ呼吸法」は、
初めての富士登山から10年以上も、大きな助けとなってくれています。
頭痛が出ても呼吸を整えればリカバリーができ、
安心して山を楽しむことができます。
初心者がプロから学ぶことのメリットは、まさにここにあります▼
・効率的に知恵、技術が身につく
・結果的に時間もお金も節約できる
・余裕ができて体験を楽しめる時間が増える
これは登山に限らず、健康づくり全般にも共通していることです。
健康の第一歩は「医療機関にかかること」
健康に不安を感じたら、ガマンや誤魔化しはせず、医療機関にかかることが大切です。
ただし、医療は人と人との関わり。相性があります。
「1、2軒まわれば合う先生に出会える」とは限りません。
自分の疑問や不安に対し解答してくれる、信頼できる医療者を日頃から探しておく意識が、
いざという時の大きな支えになります。
気に入った歯医者なので往復2時間かけて通院してます、という人もいますね。(近いに越したことはないのですけれど。)
西洋医学と東洋医学、どちらも大切に
「西洋医学は苦手」という方も最近はよくお目にかかります。
そんな時は、
国家資格を持つ鍼灸師やマッサージ師で経験豊かな先生を探すのも選択肢のひとつです。
「薬は今すぐやめましょう」と極端な提案をする医療者には
注意してくださいね。
薬には役割があり、必要な場面があります。
慎重さを持って向き合うことが大切です。
当院はりきゅう養生堂は、家族でかかれるかかりつけ鍼灸院を目指しています。
西洋医学・東洋医学どちらも同じくらい学び、結果、
両輪で重厚なケアができています。
健康診断の血液検査データを活かした鍼灸
当院では、健康診断等の血液検査データや普段の生活の様子を伺いながら、
・予防的観点から今後の健診で受けておくと良い検査 や
・注意しておく身体の変化 など
具体的なアドバイスをお伝えすることもあります。
安心して相談できる「かかりつけ」を持つこと
富士登山で呼吸法を学んだように、
自分に合った健康法を知る・実践することが 長い目でからだを育むこと、自分や家族の体を大事にすることに繋がります。
ちょっとした不調や不安でかまいません。
「これって相談していいの?」ということこそ、
早めに一歩を踏み出して、医療関係者に相談してみてください。
私も、お待ちしています(^^)
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