冷え性と果物|体をあたためる温性の果物で未来の健康をつくる
冷えは万病のもと?
最近、体温を測ったのはいつでしょうか?正常な体温は、36〜37度が一般的とです。
体温が1度下がると免疫は約30%下がり、風邪などの病気の予防に影響が現れてくると言われています。
さらに、ターンオーバーが乱れてお肌のくすみやシワができやすく、筋肉や関節の痛みが起きたり…。
冷えは血流を滞らせ、老廃物の排出を遅くし、疲労感が抜けにくくなります。
そんな万病の元ともいえる冷え対策に役立つのが、2200年以上前から実践され続けている、東洋医学です。今回は、お食事の視点から見ていきましょう。
果物の性質と東洋医学
今は季節を問わず、世界中のあらゆる食材が手に入ります。
選択肢が増えて良いことかもしれませんが、暖かい国や、夏に取れる食材は体を冷やすと聞いた事はないでしょうか?
中でも、果物はそのほとんどが体を冷やす作用を持ちます。
今回ご紹介するのは、果物の中でも珍しく体を温める働きのある、温性の果物です。
女性のめまいや耳鳴り、生理痛など、「気血不足」のサポートにも良いですよ。
温性の果物
桃:血の巡りを良くし、冷えやすい方に。
さくらんぼ:赤い実は血を補う力があり、貧血や冷えに。
ライチ:体力が落ちているときや冷えやすい体質に。
龍眼(りゅうがん/ロンガン):漢方にも使われ、不眠や疲労感のサポートに。
なつめ(棗):滋養強壮と安神。女性の養生果物として有名。
栗(くり):腎を補い、腰痛や下半身の冷えに。
みかん:消化を助け、胃腸を温めます。皮の香りはイライラなど更年期の症状にも。
平性〜温性に近い果物
ぶどう(やや温性) 、ドリアン(温める力が強いとされる・・・!) 、パパイヤ(胃腸のケアに)
東洋医学からの冷え対策
冷えは「血の巡り」「ホルモンバランス」「消化吸収の力」と深く関わります。
だからこそ、食べ物で体の中から温め、鍼灸で外から体質を整えることが大切。
西洋医学と東洋医学を組み合わせた「外と中からの継続的なケア」が、3年後の元気な体をつくります。
👉 はりきゅう養生堂では、体質やライフスタイルに合わせた食養生と鍼灸を組み合わせ、未来の健康づくりをサポートしています。
冷えや疲れが気になる方は、ぜひご予約ください。


