アトピー・かゆみを東洋医学で紐解く!お灸の知恵
こんにちは。
国立市のはりきゅう養生堂です。
アトピーや長引く皮膚のかゆみにお悩みの方に向け、
東洋医学から見た原因とセルフケアをご紹介します。
「ぶり返えす」
「季節の変わり目が辛い」
「掻くと血がにじむ」
そんなつらい症状を、はりきゅう養生堂ではどのように捉え、ケアするのか。
体を構成する土台である「気(き)」「血(けつ)」、
そして「発散」というキーワードから、アトピーの本質的な対処法に迫っていきます。
アトピーで「かくと血が出る」のはなぜ?
虫に刺されても、少し掻いたくらいでは血が出ませんよね。
一方、アトピーのお肌は
少し爪を立てただけでも血や分泌物が滲み出ます。
これは、現代医学的には
皮膚に炎症が起きて局所的に血流が増加し、赤みや熱を持っている状態です。
東洋医学では、このような状態を「血熱(けつねつ)」と呼びます。
本来、体の中で生まれた余分な熱気は、
汗や尿、呼吸など体の活動により外へ発散されます。
ところが、何らかの理由で発散できずに内側に滞ってしまうと、
皮膚の表面にかゆみや炎症という形で現れることがあります。
これが、東洋医学的な、猛烈なかゆみの正体です。
我慢は禁物?発散をすすめる東洋医学
アンガーマネジメントでは、
イライラしたら 6秒間数えてやり過ごすといいますよね。
東洋医学では、感情やこもった熱は我慢して抑え込むのではなく、
からだを動かすことなどを通して自然に外へ発散させることを大切にします。
川の流れも、堰き止められると淀んできますよね。
生きている以上、からだの中には熱が発生しており、常に血液が循環しています。
適度に発散することで、この巡りを整えることができるのです。
熱には熱を!?お灸で熱を散らすメカニズム
「熱を持ってかゆい場所に、お灸でさらに熱を加えるなんて!」
と驚かれるかもしれません。
しかし、ぞくぞくする風邪のひきはじめには、
温かくして汗をかいて早く治そうとしませんか?
このように、あえてツボにお灸の温かい力を加えることで
内側にこもった熱を外へ逃す出口を作るのです。
※傷があったり、悪化している場所に直接熱いお灸を据えるわけではありませんので、ご安心ください。
実際の施術箇所や施術方法、お灸を使うか・鍼を使うかなどはその方によって異なります。
自宅でできる発散の養生とおすすめのツボ
アトピーやお肌のかゆみが気になる方は、
下記を参考にして養生してみてください。
- ストレスに目を向ける
熱がこもりやすい症状の方は、我慢や思いを内に溜め込みやすい方が多いように感じます。
心とからだは繋がっています。
1日1回は、「わたし、何かガマンしていないかな?」と振り返り、
可能な範囲でご自身を労ってみてください。
- 運動で発散
おすすめは、大手を振ってウォーキングをすることです。
身体を大げさに動かすことで滞っていた気、血が巡り、
こもった熱も一緒に発散されやすくなります。
汗をかいた後は、すぐにふき取るか水で流しましょう。
- お灸のセルフケア
発散することが得意なツボを使ってみましょう。
↓
外関(がいかん): 手首の甲側、しわから指3本分肘に寄った、腕の真ん中。
大椎(だいつい): 首の真後ろ、出っ張った骨の下。
外に出す力をつけて、かゆみのない肌へ
アトピーのかゆみは
体が必死に「熱を外に出そう」と動いている現れでもあります。
お灸や運動の力も借りて、発散するルートをいくつか作っていきましょう。
院長が講師を務めるNHK学園のお灸講座では、
自分の体質をご自身で見極め、
お灸でセルフケアができるようになるレッスンを行っています。
まずはウォーキングや手首のお灸から、
巡りを整える心地よさを体感してみませんか?
はりきゅう養生堂では、丁寧な問診と運動・食事・東洋医学3方向からの分析により、
内側からゆらぎに負けない体質づくりをサポートしています


